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生物図鑑

タイワンウチワヤンマ

分類:サナエトンボ科
学名:Ictinogomphus pertinax(Selys, 1854)

トンボ池でのレア度:★【普通】

全長7~8cm。よく似たウチワヤンマよりも、少し小ぶりな感じがするトンボ。和名は「台湾団扇やんま」という意味で、南方系のウチワヤンマである。腹部の先にうちわのような広がりがあるのでこの名前がつけられたが、このうちわはよく似たウチワヤンマのそれよりも小さく、全体が黒い(黄色い模様がない)ことで区別できる。水生植物が生え、開放水面がある池沼に生息。かつては数が少なくあまり目にすることはなかったが、近年ではごく普通に見られる。地球温暖化がその原因の一つと考えられる。6月ごろから初秋にかけて見られる。

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